実績紹介Achievement Introduction

　本業務は、手取川源流の甚之助谷、別当谷を含む約5ｋ㎡の大規模な範囲で地すべり防止区域において、今後の地すべり調査方法及び防止対策の検討資料の収集に向けて移動量測量を実施した。

　2級基準点２点及び３級基準点67点はGNSS測量により実施し、堰堤移動量測量はレベルを使用して標高を求め、既往成果との比較により変動量を算出した。

　資材運搬道路沿いの擁壁の亀裂は、ハンディ型3次元レーザースキャナにより断面を測定し移動量を算出した。

　測定結果に基づき年間及び累計移動量図を作成し、気象データによる考察を行い報告書として取りまとめた。