きっかけは、大学で受講した講義です。その講義では、この会社に勤められている方が講師をされており、日々の仕事内容について紹介することがありました。そこから当社に興味を持ち、インターンシップに2週間程度参加して、地元へ貢献できることへのやりがいを感じました。また、接して下さる方々がとても親しみやすく、就職活動の相談などにも対応してくださり、入社を希望しました。

私の部署は、上下水道の設計を行っており、私は上水道のチームに所属しています。上水道チームでは、上水道設計だけではなく、消融雪の設計も行っています。私は主に、設計図面、数量のチェックや工事費の算定などをしています。また、発注者へ打合せする際の協議資料の作成や業務の報告書の作成なども行っています。

失敗したことは、業務の工程管理です。繁忙期になると複数の業務が立て込み、発注者へ納品する期日も重なります。それぞれの業務に対する優先順位や提出期日などから逆算して、工程を考えていますが、間に合わず遅れてしまったことがあります。業務にどのくらいの時間を要するかは、経験を積まないと計れない部分があります。働き方改革が求められる時代なので、効率的な働き方や方法を日々模索し続けることが必要だと感じました。

業務を通して感じたことは、水道や消融雪の専門的な知識だけではなく、道路、橋梁土木施工学などの幅広い基礎知識も必要ということです。水道の設計は、橋梁に添架する設計や道路交差点内の設計などあるため、必要最低限の知識がないと話についていけない場合があります。先輩方に教えてもらうだけでなく、設計指針や仕様書などを注意深く読み、発注者により良い成果を提案できるようにしたいです。

私は、土木工学科の出身だったので、コンサル、ゼネコン、公務員など多くの選択肢があり、色々悩みました。だからこそインターンシップや説明会などに積極的に参加し、自分のしたいことを見つけてみて下さい。