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まちづくりデザイン
目的・調査の概要
米マサチューセッツ工科大学(MIT)と早稲田大学と国土開発センターは、それぞれの持つ専門知識・技術を活用し、琵琶湖北端に位置する滋賀県木之本町を舞台に、旧北国街道沿いの古いまちなみを活かしたまちづくりの提案を「まちづくりデザインワークショップ」という形で行った。
調査は、平成14年7月24日~平成14年7月31日にMIT建築・都市計画学部の神田駿教授が指導する大学院生と、早大理工学部の後藤春彦教授の研究室の学生と、国土開発センターの地域計画部員の計20人で行った。
調査対象としたまちの概要
藩政期に京と加賀を結ぶ北国街道の主要な宿場町として栄えたこのまちには、造り酒屋やしょう油屋など、街道沿いに今も「うだつ」と呼ばれる側壁のある町屋など江戸時代から昭和初期にかけて建てられた家屋が残っている。
旧北国街道のまちなみ
街道のしょう油屋
提案内容
JRの直流化に伴い、まちを訪れる人の増大が予想される。それにより、サービス関連施設の乱立や、自動車流入交通の増大が懸念されるため、我々は、まちの今後のあり方を明確に示していくことが必要であった。
提案する際の着眼点としては、昔から残る良いものは大切にしつつ、不必要なもの、不足しているもの、今後変えていかなければならないものを適切に見極め、木之本町独自の魅力をいかに引き出していくのかが重要であると考えられた。
そこで、我々は地元住民に対して、ヒューマンスケールの街道交通、空家・オープンスペースの利活用等の手法について提案を行い、「様々な課題に対して歴史・文化・地域のもつ特性を念頭に置きながら取り組んでいくことが大切である。」と提言した。
中間発表
最終発表
地元の声
我々の発表を聞いた地元の人々からは、以下のような意見・感想をいただいた。
○住 民:「われわれが気づかないことを見つけ出してくれた。住民以上に熱心
な姿勢に、われわれもやらなければと思った。」
○藤田町長:「これをきっかけに町内の若い人達を中心にまちづくりを考える気運
が高まればと期待する。」
中間発表を熱心に聞く住民