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砂防堰堤の形式が河床の礫径及び植物種に与える影響について

砂防堰堤の形式が河床の礫径及び植物種に与える影響について

論文名

砂防堰堤の形式が河床の礫径及び植物種に与える影響について

著者

澤康雄(国土開発センター)、田屋祐樹(国土開発センター)、三納圭之輔(国土開発センター)、玉井信行(金沢学院大 大学院)

発表学会、掲載誌等

河川技術論文集 巻:16 頁:191-196

発表時期

2010年6月

論文の主旨、アピールポイント

流域砂防の観点から、近年では堰堤上下流の連続性を期待してスリット型タイプの砂防堰堤が整備されている。本論文は砂防堰堤の形式の違いが河床に与える影響の差を確認することを目的とし、同じ河川に存在するスリット型・クローズド型両形式の堰堤に対して同一内容の調査を実施し、その結果を統計的に比較・評価した。その結果、砂防堰堤の形式による環境影響を考察したスリット型堰堤上下流は類似し、クローズド型堰堤上下流では異なった結果を示し、スリット型堰堤では上下流の連続性がほぼ保たれていると推測された。また、堰堤から80m以内では堰堤の影響を受け、80m以上離れると堰堤の影響が小さくなる傾向にあると推測された。

論文本文の公開可否

土木学会学術論文等公開ページにて公開中
http://www.jsce.or.jp/library/open/proc/maglist2/00906/index.htm
※、全文については、土木学会会員のみ閲覧可能です。

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