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スリット型砂防堰堤設置における植物種の出現動向の予測 -メッシュデータと河床環境変化に基づく考察-

スリット型砂防堰堤設置における植物種の出現動向の予測 -メッシュデータと河床環境変化に基づく考察-

論文名

スリット型砂防堰堤設置における植物種の出現動向の予測
-メッシュデータと河床環境変化に基づく考察-

著者

三納圭之輔(国土開発センター)、澤康雄(国土開発センター)、田屋祐樹(国土開発センター)、玉井信行(金沢学院大 大学院)

発表学会、掲載誌等

水工学論文集(CDROM) 巻:55 頁:ROMBUNNO.238 ISSN 1880-8751

発表時期

2011年3月

論文の主旨、アピールポイント

堰堤施工前の植生遷移の時系列の1時点(定常状態)における植物の出現メッシュ割合と物理環境、植物の生態的特性を用いて、時系列に沿って変化する堰堤施工後の植生の回復(遷移初期過程)について予測を試みた。遷移系列における1時点の情報を用いた遷移初期状態の植生の評価について、概ね物理環境の変化と植生の対応を表すことができたが、河川環境における植生遷移段階の異なる時点の評価については不十分であることが把握できた。しかし、人為的な改変を受けた場所において植生が出現するメッシュ割合が低い場合でも、出現する植物種の予測が可能であった。

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