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準天頂衛星「みちびき」利用実証

準天頂衛星「みちびき」利用実証

準天頂衛星「みちびき」利用実証

研究活動の概要

  • 研究者名
    計測事業部 計測部 東 龍生
  • 研究期間
    平成23年02月23日~平成23年09月30日
  • 関係研究機関
    SPAC(財団法人衛星測位利用推進センター)
    金沢工業大学 鹿田教授
  • 研究内容
    2010年9月11日に打ち上げられた準天頂衛星初号機[愛称:みちびき]は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び関係研究機関による初期チェック後、民間・府省庁等による利用実証を行っています。弊社は、金沢工業大学鹿田教授グループに参画し、SPACの「民間による利用実証実験」として、「北陸の都市域・山間域での精度検証」を行いました。

下記の写真は、従来のGPSによる測位と「みちびき」補間・補強による測位の精度検証の状況です。

歩行による精度検証

(肩の上の受信アンテナにより、手元の受信機でデータを取得)

走行車両による精度検証

(車両の天井に受信アンテナを設置し、車両内の受信機でデータを取得)

今後の対応、目標等

「高精度な測位の実現」のニーズに対し、測位衛星を利用したカーナビゲーション等のサービスが拡大していますが、人間の位置の精度を向上するのに、今回の準天頂衛星を用いた普及拡大が期待されています。
今後、準天頂衛星の数の増加も検討されており、地域に密着した建設コンサルタントとして準天頂衛星に関する正しい情報や今後の動向の情報収集に努め、「公共の安全の確保」に寄与する所存であります。

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