大学では都市計画・交通計画を学び、自らの仕事が社会インフラとして形に残る土木分野に強い魅力を感じました。出身である北陸の地で「自分が創ったんだ！」と自信を持って言えるまちづくりがしたく、入社に至りました。

現在は、立地適正化計画や防災計画などの策定業務に携わっています。計画を策定するため、地元の方とのワークショップに参加したり、現地調査に行ったりすることもあります。

上司から頼まれていた資料を作成した際に、内容の漏れがあったことが失敗談です。その失敗以降は、指示を受ける際のメモの取り方を工夫しています。以前までは、聞いたことすべてをメモするようにしていたので、要点が埋もれてしまいミスの原因になっていました。今はまず要点のみをメモし、頭のなかできちんと整理をしてから業務の工程をまとめるようにしています。

土木分野は「経験工学」と言われることがよくあります。私はまだ経験が浅いので、先輩方からアドバイスを頂きながら、そこに自らの工夫を混ぜ込んで、より良い都市計画を創れたらいいなと思っています。

私は旅行が趣味なのですが、旅行先のまちを都市計画の目で見てみると、それぞれのまちに良い特色がたくさんあることに気がつきます。私は、その経験も業務のヒントになっています。普段のふとした経験であっても、役立つことが多いのが土木分野だと思います。学生時代の勉強やアルバイトなどは、学生の時にしかできない経験です。今はその経験を目一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。